当会について
ご挨拶
わが国のデイケアは昭和49年に診療報酬で点数化されて以来、非常に多岐にわたる発展を遂げてきました。 診療報酬においては規模的にも時間的にもバリエーションが増え、利用者の選択肢が広がりました。 また、統合失調症以外の疾患を専門とするデイケアや思春期など年代に特化したデイケアも増えました。 当初はどこも居場所的な機能が中心でしたが、次第に心理教育や就労支援といった専門プログラムも用意されるようになりました。 東京デイケア連絡会はまだまだデイケア黎明期とも言える昭和61年に発足しました。 当時はまだどのデイケアも手探り状態で情報交換の場を必要としたという時代背景がありました。 多種多様なデイケアが存在する今日、発足当初とはまた違った意味で情報交換の場が必要とされていると思います。 このような認識に立って、東京デイケア連絡会では年に2~3回例会を開催しています。 例会では医療機関などによるデイケアの実践報告、参加者が小グループに分かれて話し合うグループディスカッション、また時にはゲストをお招きしてパネルディスカッションなども行っています。 他のデイケアを知って自らの実践に活かすことができ、また日頃の悩みを共有したり疑問を解消したりできると大変ご好評をいただいております。コロナ禍以降はオンラインでの参加も可能となるような工夫を始めています。 デイケアに携わるスタッフは職種、経験年数など様々なバックグラウンドを持っておられます。 また、運営主体も精神保健福祉センター、保健所といった公的機関から民間の病院、クリニックまで様々です。 東京デイケア連絡会では、デイケアに携わる方ならどなたでも気軽に参加できる情報交換の場をご提供したいと考えております。 一人でも多くの方が例会にご来場くださいますよう運営委員一同心よりお待ち申し上げております。 なお、DC連絡会定例会のご参加はデイケア職員に限らせていただきます。 |
||
発足から36年以上たち、現在関東近郊だけで約160の施設が入会されています。
例会については令和5年7月の開催で113回目の開催となっています。
東京デイケア連絡会の歩み
|
||